窓の結露は夏でも起きる?
こんにちは
先日の夜、凄い雨で目が覚めました。
久しぶりの雨で空気が綺麗になって良かったなと思ったのですが、
窓から外を見ると「結露」が!!
家の中は24℃ほどでした。
おそらく外は湿度100%。外の気温が24℃以上あれば結露する状況です。
最近の住宅では、北海道の家でもエアコンをつけている家が多いですが、家の中を冷やしすぎるとこのような冬とは逆の結露が起きます。
日常生活の中では、車の窓が曇って湿ったり、コップの表面に水滴がついたりなど
これは、窓の結露と同じ現象になります。
今回の場合、窓という目に見える部分で結露が起きてたので良いですが、夏型結露は窓ガラスだけではなく目に見えない壁の中や天井裏など確認出来ない部分で起こる事があります。
この状況を防ぐためには
「 温度の境界となる部分の断熱 」
が非常に重要となります。
断熱材があることで、結露を防ぐことが出来ます。
断熱材の仕様や厚みで「どれだけ熱を伝えないか」が重要です。
断熱材の中で結露が起きないように、断熱材内部の湿度も排出できる仕様にしているのも、凄く大事な要素になってきます。
つい最近まで夏型結露は本州などの温帯性気候の地域と思っていましたが、最近の北海道の気候を見ていると夏型結露もきちんと考慮して住宅を考えていかなくてはいけないですね。
最後に・・・
〈 エアコンを使う時に気をつけると良いこと!! 〉
それは、「一つの部屋だけを急激に温度を下げる」ということ
一つの部屋だけを急激に下げないことで、外部の壁と内部の壁の結露を防ぐことができます。
これは冬の暖房でも同じことがいえます。
家の冷暖房は一カ所ではなく全体で行うようにしましょう。
あと、換気システムを止めている時も結露が起きる状態になるので、きちんと稼働させておきましょう。
good-bye!