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通気層と小屋裏換気づくりは、非常に大切です。



こんにちは。

寒い冬が終わり過ごしやすい春が来ましたね。

最近は5月・6月と比較的気温が高く降水量が少ないという気候に思えます。

地球温暖化が本当に実感させられます。

暑い、寒いなどを凌ぐためだけでは無いですが、私たちは住居で過ごします。


今回はそんな暑さ、寒さを凌ぐのに効果的なものといえば” 断熱材 ”となりますが、断熱材以外にも重要とされる『 通気層と小屋裏換気 』について話したいと思います。

断熱をした内壁や付加断熱下外壁面には、ハウスラップなどの透湿・防風シートなどを張ります。

そして通気層を設けている工法が、現在の一般的な住宅の施工方法だと思います。

この通気層は、各社色々考え方があると思いますが、およそ10mmから21mm程度が一般的だと思われます。

この通気層がない住宅ですと、外壁材の熱伝導が直接外壁に侵入してきます。

「夏の強烈な日差しによる熱や冬の極寒の寒さが伝わる感じ」になります。

北海道の住宅は断熱材がたくさん入っているとはいえ、通気層のある家と無い家では室内の温度に影響が出ると思います。

通気層は熱の伝導を遮るのに大きな効果をもたらします。

そのほかにも、外壁の雨水が浸入したのも通気層の間で下に落ち住宅に侵入しにくいという効果もあります。

通気層をキチンと設けることが大切



小屋裏換気も通気層同様に、夏の日差しや冬のマイナスの気温で屋根材の板金は、外気温以上に変化します。

屋根の温度を板金、屋根合板と伝わり小屋裏に温度は伝わってきます。

小屋裏で換気を行わなければ、その温度は断熱材に侵入し始め天井に伝わり始め、室内の温度に影響をもたらします。

小屋裏換気がキチンとされてない状態で冬を迎えると、室内の温度が小屋裏へ断熱材を伝達して上昇し始め温度が上がるため屋根の雪が溶け始め氷柱が出来たり、巣が漏りが起き始めたりします。

住宅はきちんと断熱材を施工し、気密性をあげ通気層をきちんと設け、排気がきちんと出来ていれば快適な住宅を作ることが出来ると思います。

通気層は本当に大切なものです。


冬の住宅の周りにある雪もたくさん積もり、外壁の下あたりまで来ると通気層がふさがってしまっていることもあります。

きちんと通気できるように除雪や排雪をすることも、快適なお家の環境をつくるのに非常に大事です。



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