ブログBLOG

断熱工事と通気層の仕組みについて「天都島」No,5



こんにちはー!



網走市の現場の工事状況をお伝えしていきたいと思います!!

今回建てている建物は、コンパクトな平屋なのでいつもより作業が早く感じますね♪

もちろん、大工さんや業者さんが頑張って作業を進めてくれているからもあります(^^)

さて、現場では、外断熱の施工を行いました!

夢育の家仕様の外側に採用している断熱材は、ネオマフォームという断熱材を採用しています。この断熱材は、新築住宅工事をしている現場でもよくみかける断熱材で、一般的にも知られているのではないかなと思います。



次に、断熱材の表面にハウスラップ(透湿防水シート)を施工していきます。これもよく住宅を新築中の現場では、見かけたことが多いのではないかなと思います。このシートは、内側からの湿気は通しますが、外側からの湿気は通さない特徴があります。また、外部から雨水が浸入してきたときに、断熱材や躯体に浸透するのを防いでくれます。

内側の湿気は通すので、室内や木材から発生する湿気は通してくれて、木材(躯体)や断熱材を結露から防ぎ、乾燥状態を保ってくれる役割があります。


もし、湿気がこもっている状態だと、壁内結露(内部結露)というのが起きてしまい、躯体は腐食したり、断熱材はカビてしまい性能が落ちてしまうといった自体になります。

なので、湿気を外へ排出してあげる必要がありますね。

そのためには、ハウスラップの施工だけでなく、ハウスラップと外壁材の間に隙間を設けて通気層を造ります。通気層は、空気の移動を利用し、湿気を外へ排出できる仕組みです。こうすることで、躯体や断熱材を湿気から守ってあげることが可能になります。


この胴縁下地を利用して、外壁材を施工していきます。

今回採用した外壁材は、木製サイディングです。木製サイディングの場合は、大工さん達で施工をしていきます。ウエスタンレッドシダーという赤みの強い材料を、今回は、横張りに施工しています。次回には、外観の完成をお届けしたいと思います(o^^o)



室内側の断熱材は、ロックウールという断熱材を施工していきます。

躯体の柱間に断熱材を施工する方法を「充填断熱」といいます。当社が行っている充填断熱の施工方法は、透明のネットを躯体に貼り付け、小さな開口を作り、そこから断熱材を吹き込んでいきます。この時、施工計画通りの吹込量を吹き込まないと、設計通りの断熱性能を確保出来なくなります。施工計画通りに断熱材を吹き込むと膨れあがるので、一度押さえつけてからの石膏ボード張る作業になります。



壁の断熱施工を終えたら、気密シートを天井と壁に施工をしていきます。コンセントボックスや窓廻り、ダクト配管の切り込みが入る場所には、気密テープを貼り、塞いであげます。気密性を高める為には、テープの張り方も大切で、しっかりと隙間を塞ぐように貼らないとせっかくの気密施工の意味が無くなってしまいます。なので、隙間ができないように注意しながら施工をおこないます。



そして、石膏ボードを施工していきます。

石膏ボードは、天井や壁をつくる為の下地となる建築材料です。この洋室には、内装窓を取り付けていきますので、壁に開口をつくっています。



次回のブログでは、仕上げ工事についてお伝えしていきたいと思います!!

それでは、またお楽しみに~(^^)/~~~




△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

最後まで読んで頂きありがとうございました☺

みなさんの家づくりのお手伝いになると嬉しいです!

寒くない家を建てたいなら、これに決めよ!

【4倍断熱の家】

光輝建設で建てたお家をご覧ください☆

【施工事例】

一緒に”大工”やりませんか!

【STAFF募集】

オンライン
相談・打ち合わせ

詳しくはこちら

メールでご相談

詳しくはこちら